武生国際音楽祭 2016

コンセプト

古い歴史と文化を持ちながら、未来をみつめる地方都市TAKEFU(越前市)を舞台に、日本が世界に誇る作曲家、細川俊夫音楽監督の下で、「まちづくり」「ひとづくり」「みらいづくり」をコンセプトに、創造性豊かな国際音楽祭を継続しています。

「まちづくり」
まちをもっと元気に、魅力的にしたい、そんな思いの有志ボランティアが集まった「武生国際音楽祭推進会議」。
音楽祭期間中はメイン会場の越前市文化文化センターをはじめ、まちなかにも音楽と人があふれ、まちが輝きを放ちます。

「ひとづくり」
世界から武生に集まり、滞在する多くの演奏家や作曲家たちは特別な存在です。彼らの真摯なパフォーマンスは人々の感性を刺激し、その「出会い」と「ふれあい」から新しい世界が生まれます。
また、幅広い音楽に接することで、子供たちの豊かな感性が育まれ、将来を担う若者が成長する助けとなります。

「みらいづくり」
武生で“うぶごえ”を上げた「作品」は世界中で演奏されています。この音楽祭は私たちの生きている現代(いま)を映し出す芸術作品を残し続けてきました。TAKEFUは世界の音楽の情報発信地の一つとなっています。
『世界から武生へ、武生から世界へ』のスローガンのもと、素晴らしいパフォーマンスの余韻と創造された作品を未来に遺します。

このコンセプトにもとづき、武生国際音楽祭では以下の活動を行っています。 

「まちづくり」:越前市内外の寺院・銀行・会社などの場所でまちなかコンサートを行い、市民生活の中に音楽を届けます。

まちなかコンサート

まちなかコンサート

 

  

 

 

 

 

「ひとづくり」:学校でのスクールコンサートで、子どもたちに生の音楽とふれあう機会を提供します。

スクールコンサート

スクールコンサート

 

 

 

 

 

「みらいづくり」:作曲家のための作曲ワークショップと演奏家のための夏季アカデミーは、将来を担う若手音楽家にとって重要な研鑽の場です。

作曲ワークショップ

作曲ワークショップ

夏季アカデミー

夏季アカデミー

 
メインコンサート

メインコンサート

これらを総合するのが、越前市文化センターで開催される一連のメインコンサートです。世界から集った一流の音楽家たちによる演奏で、武生国際音楽祭は越前市の音楽文化に寄与します。また古典から世界初演の新曲まで多種多様な演目は、若い聴衆を大きく刺激し音楽に対する視野を大きく広げてくれることでしょう。

 

 武生国際音楽祭推進会議について

武生国際音楽祭推進会議は非営利団体であり、その目的は、国際音楽祭を開催し、音楽を通じた国際的文化交流の中から、芸術文化に親しむ土壌を醸成し、情緒豊かな街づくりに寄与することです。
武生国際音楽祭の大きな特徴は、この趣旨に賛同し集った推進会議会員のボランティア活動によって運営されている点です。推進会議会員およびボランティアスタッフは常時募集しておりますので、興味を持たれた方はぜひご参加ください。一緒に音楽祭を成功に導きましょう!

 

これまでの歩み

平成 2年 2月 フィンランド音楽祭90武生を開催のため実行委員会を設立し、活動開始。
6月に音楽祭を開催。終了後、準備委員会を残し、実行委員会を解散。
平成 3年 3月 フィンランド音楽祭91武生実行委員会を有志ボランティア30人で組織し、活動開始。
5月に音楽祭を開催後、次回開催のため、準備会として活動継続。
平成 3年10月 武生国際音楽祭推進会議として組織強化し、結成。
通年活動と音楽祭開催に向け活動開始。
平成 4年 5月31日 ~ 6月 7日 武生国際音楽祭’92開催。役員改選等、現体制を確立。
以降毎年開催。
平成13年 6月10日 ~ 6月19日 第1回武生国際作曲ワークショップ開催。
以降毎年開催。
平成17年 8月28日 ~ 9月 7日 第1回武生国際夏季アカデミー開催。
以降毎年開催。
(受賞)  
平成 3年 3月 (財)福井県文化振興事業団 すいせん賞
平成10年11月 福井新聞 文化賞
平成16年 2月 国際交流基金地域交流振興賞
平成19年 3月 サントリー音楽財団「佐治敬三賞」受賞
平成27年 2月 共同通信社第5回地域再生大賞 優秀賞

[最終更新日 2016.4.21]

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